性行為の低年齢化


『性行為の低年齢化』

 “思春期に起きる問題”は、“乳幼幼児期の生い立ち”と直結しています。 ですから、思春期に起きる問題を、思春期に対応しても手遅れで、修正には大きなエネルギーが必要となります。

 今回は、これを機に思春期の問題を考えてみましょう。

 幼児期の子どもを子育て中のお母さんからしてみれば、思春期のことや性の問題は、ずっと先のことと思われがちです。しかし、そうではないことを佐々木先生は教えて下さいました。性の問題に関して佐々木先生はこう言われました。


性行為の低年齢化は早熟だからではありません未熟な証拠です。

 子どもが成長するのに最も大切な「自分は愛されているんだ」「大切に思われているんだ」という自己肯定感、安心感がたりないのです。

小さな子どもは、おんぶや抱っこなどのスキンシップや、ご飯を食べさせてあげたりお風呂にゆっくり入れてあげたり、添い寝をしたり、あやしてあげたりといったことに、惜しみない時間と愛情を注いであげることで、自己肯定感は育まれます。お母さんはこんなに私のことを大切にしてくれるんだと言う実感が、自分のことを好きになれるいちばんの栄養なのです。

 ところが、こうしたことが十分に満たされないまま大きくなった子の中には、思春期の早い時期から異性の友達とすぐに性的な関係になってしまうことが少なくありません。

全国幼少中高性教育研究会が2002年に高校生を対象に性の行動に関する調査研究をしました。結果は、地域差と男女差はあまりなく、高校3年生を対象にした調査では、男女ともにおよそ40%の子が性の経験を持っていることがわかりました。この数字をどう思われますか。「今の子どもは早熟だ」と感じるかもしれません。しかし私はそうは思いません。むしろその逆、未熟だからこそ、安易で軽はずみな行動に走ってしまうのです。


いかがでしょう。「未熟だからこそ、安易で、軽はずみな行動に走ってしまう」正にその通りだと思います。幼い頃にお母さんに大切にされることが、いかに重要か、いかに思春期の問題と直結しているかということです。

 

 にも関わらず、日本では、低年齢から長時間預かる乳幼児施設が増えてしまっています・・・。どんなに優秀な保育士でも、本当の意味でのお母さんの代わりは出来ません。ですから私は、この国の未来が心の底から心配です・・・。


 核家族化がすすんだ日本では、確かに子育ては大変です。特に一人目の子育ては、すべてが初めての経験ですから、なおさら大変です。幼子はお母さんの前では「ヤンヤ!ヤンヤ!」言って、だだをこねます。それはどこの家でも同じです。我が子3人もそうでした。

 ですから、皆でつながり合って、協力し合って、先輩お母さんや佐々木先生などの先人の知恵を借りて、子育てとしっかり向き合い、少しずつ“ママ力”をアップして、健全な思春期迎えられるよう、皆で努めていきましょう!

          2022.7.山 田


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